<スポンサーリンク>
29日目 ~ブルガリアへの過酷なバス移動~
こんにちは。ぼくです。
残すところあと1週間ほど。
今日はベオグラードからブルガリアの首都・ソフィアへ移動したいと思っております。
といっても今回からヒッチハイクではなくバスでの移動。
ちょっとタイトル詐欺みたいなところはありますが
どうか広い心と温かい目で見守ってください。
徹夜明けのバス移動は地獄
バス、嫌いなんですよね。。。
「水曜どうでしょう」が好きなんですが
どうしても長距離バスは劣悪なものだというイメージを植え付けられます。
ぼくのバス嫌いは少なからずあの番組の影響があるかと思われます。。。
できれば電車で移動したいです。
しかしいかんせんお金持ってないもんですから、
一番安い移動手段はヒッチハイクを除くとバスしかないわけです。
しかも今回のバスの出発時刻が午前4時30分・・・。
先に言っておきますと、今日は宿を取ってませんでした。
だって、、、
4時半バス出発であれば仮に宿取ってたとしても
3時くらいまでしか寝れないじゃないですか…
それでお金払うくらいなら
どこかファストフード店とかで時間潰した方がマシかなと。。。
寝れないけど。
ということで、旅人の味方
某MドナルドでセットのFレオフィッシュだけ頼んで時間つぶし。。。
<スポンサーリンク>
ベオグラードからソフィアへ
そして午前4時30分。
空がうっすら明るくなってる。。。
しかもバス狭い。。。
【雑な小ネタ】
日本にはない光景をバスの中で見ました。
“通路で寝るおばさん“
さすがに写真は撮れませんでしたので、分かりやすくイラストで… 大変分かりやすいですねえ。
我ながら感心・・・。
小ネタはさておき、5時間ほど経ってようやくセルビアとブルガリアの国境。
まーたセルビア側で渋滞起きてるじゃん・・・。
セルビア人は仕事が遅いと、セルビア人が言ってました。
そして、ブルガリア入国~!!
ブルガリア国境からソフィアまでは比較的近いので
国境から1時間ちょいで・・・
午前11時、ソフィア到着~
6時間半、めちゃくちゃ長く感じた…
おいしいレストラン発見
では、何もしてないのに疲れるという最悪の状態なので本日はこれにて寝ます。。。
と、言いたいところですが、
ソフィアでたまたま見つけた安くておいしいレストランをご紹介。
こちらのお店。
※URLか画像をクリックするとお店のサイト(ブルガリア語)にジャンプします。
ソフィア市街地に3店舗展開しているようです。
ぼくが今回お邪魔したのはこちらの店舗。
サイトを見てもらえれば分かりますが
3店舗それぞれ違うメニューになっているようです。
サイトはブルガリア語だけになってますが
お店にはちゃんと英語のメニューもあるのでご安心ください。
で、今回頼んだのが・・・
言うまでもなくまずはビール。
Staropramen(スタロプラメン) 500mlで3.50лв(約230円)。 安い。
お次はおつまみ。
ハルミチーズ 120gで4.90лв(約320円)これがおいしかった!
臭みとかクセが無くて食べやすい。
あと、食感がなかなか言い表せれないんですが独特な感じ。
噛むとキュッと軋むような感じ。
日本ではあまり売ってないかもしれないなー。
地中海沿岸で主に食べられてるらしいので、
地中海沿岸の食材を扱うお店などに行けば手に入るかも。
めっちゃビールと合います。
もし見つけたら買ってみてください。
で、最後。
ポークチョップ 2×120gで10.30лв (約680円)
Pork chopsってメニューに書いてあったので
一応ここでは「ポークチョップ」と書いたんですが・・・
「ポークチャップ」ってあるじゃないですか。
あれ、一緒なのかな?
わ、わかんないけど!
はい、ということで実は日本-ベルギーを観戦しながらの食事でした~。
日本惜しかったね。
ビール500ml 2杯
ハルミチーズ、ポークチョップ
これでお値段22.2лв (約1,460円)でした。
ということで安くておいしいレストラン Skara Barの紹介でした。
明日は17時30分のバスでギリシャ・テッサロニキに行くので
それまでソフィアのまちを探検しまーす。
今日のあしあと
<スポンサーリンク>
大学生がヒッチハイクでヨーロッパ縦断 [ベオグラード観光]
28日目 ~旧ユーゴスラビアの首都をぶらり~
<スポンサーリンク>
こんにちは。この旅も残り1週間を切ってしまいました、ぼくです。
昨日、ノヴィ・サドから
ヒッチハイクでセルビアの首都・ベオグラードまで乗せてもらいました。
今日は特に予定も何ないので ベオグラードを歩いてみることにします。
ベオグラードってどんなとこ
その前に、日本人にはあまり馴染みのないベオグラード(延いてはセルビア)について
少しだけ紹介したいと思います。
セルビアといえば、テニスのジョコビッチ。
あとはバレーボールが強い。
まち歩いてる人の多くが、スタイル抜群で綺麗なお姉さま方だらけで
鼻血を流しながらのまちあるきとなりました。
冗談はさておき・・・まず、場所はこちら。
セルビアの真ん中より少し北側に位置します。
中心部のそばをドナウ川とサヴァ川が流れており、繁華街付近は丘のようになってるみたいで
歩いてみると分かりますが、坂が多い印象を受けました。
基本的に坂。
観光する場所の数も比較的乏しく
今回訪れた都市の中では、最も観光に適してないのかなと。
特に観光に力入れている様子も見受けられなかったし。
まだまだ新しく、これから発展していくのだろうと思います。
ベオグラード、現在はセルビアの首都ですが
ほんの20数年前まで旧ユーゴスラビアの首都でもありました。
ここに来る前、少し下調べをしてその情報を得ており
旧ユーゴの首都だったんだから、さぞかし大きい都市なんだろうなと思ってましたが
実際そこまで大きくはなく、
また、旧社会主義感あふれる無骨な建物と新しい建物が混在している
そんなまちだという印象を受けました。
2枚目、手前と奥の雰囲気の差。
<スポンサーリンク>
未知の都市・ベオグラードぶらり
さて、紹介もこの辺にしておいて実際に写真を見ていきながら
まちなみを見ていきませう。
①ベオグラード駅前
ぼくがベオグラードに着いたちょうどその日、このターミナル駅が廃止されたそうです。
その事実を撮影当時知らなかったぼくは、駅舎の写真を収めておらず・・・。
②旧ユーゴスラビア 国防省 (NATO空爆ビル)
これはなかなか衝撃的。
鉄骨とかが剥き出しになってて、空爆された跡がそのまま残されています。
原爆ドームに近いものを感じました。
でも、原爆ドームよりもはるかに保存状態が良いので
実際に目で見て、より何か感じるものがありました。。。
南側の棟にはこんなのが貼ってあります。
ど、どういう意味!?
と思ってGoogle翻訳。。。
抗議の意が込められてるのかな・・・。
コソボ紛争とか、ユーゴスラビア解体とかはかなり最近の出来事なので
なんとなくは知ってましたが、もっと勉強が必要だな。。。
③聖サワ大聖堂
セルビア正教会の大聖堂で、世界でも最大級だそうです。
1935年に建造開始して今でもまだ工事中とのこと!!!
てことで中は工事中。。。
でも天井画はキレイでした。
④ベオグラード要塞(カレメグダン城址公園)
ここがベオグラードで最も人気のある観光スポットだそうです。
ん、なにやら塀の上に人が・・・
おー。 サヴァ川(左)とドナウ川(右)の合流地点。
てかさっきから歩いててうすうす気がついてはいたけど・・・
カップルばっかりじゃねぇか!!!
ということで一人寂しいぼくは居心地が悪くなり撤退。
⑤ミハイル公通り
ベオグラードの目抜き通り。
どの時間帯も多くの人で賑わってました。
困ったらここに来れば時間潰せたので、そういった意味では良いスポット。
そんなところでしょうか。
かなり流して紹介してみましたが、こんな感じです。ベオグラード。
まだまだあります。観光スポット。
でも僕の行った場所はこれだけです。
あとはワールドカップ観たり、公園でボーっとしたり。
ちょっと個人的には物足りなかったかな?
近代史に興味がある人は
旧ユーゴスラビアの雰囲気を感じられて楽しめそうです。
<スポンサーリンク>
おまけ
その他に撮った写真を数枚載せておきます。
セルビア人の食べ歩きグッズはポップコーンらしい。
そこら中にポップコーンスタンドがあります。
どこもかしこも良い匂いなんだなぁ。。。
街中で見かけるトロリーバス。
トローリー! おー!
深夜2時の市街地。
なんか襲われないかとビクビクしてたけど、
そもそも歩いている人が数えられるくらいしかいない・・・。
そんな感じで、明日はいよいよ9ヵ国目・ブルガリアに入国します!
明日からはバス移動だぁ~。
それでは。
<スポンサーリンク>
大学生がヒッチハイクでヨーロッパ縦断 [最後のヒッチハイク]
27日目 ~最後のヒッチハイク~
<スポンサーリンク>
こんにちは。ぼくです。
昨日、帰国日までのスケジュールを抑え、あとはノヴィ・サドを脱出して
セルビアの首都・ベオグラードに行くだけです。
そこから先のスケジュールはもう決まってる。。。
少し物足りない気もしますが
とりあえず今日はベオグラードまで最後のヒッチハイクを敢行します。
午前中はノヴィ・サドまちあるき
昨晩はフライデーナイトということもあり、
ホステルの外が騒がしく深夜3時頃まで寝付けませんでした。
でもなぜか7時くらいには目が覚めちゃうんだよなぁ。
困ったもんだ。
ま、朝の時間を有効に使えるに越したことはないんだけども。
てことで散歩がてらクソ重たいバックパック背負って
ノヴィ・サドのまちを歩いてみましょう。
こぢんまりとした街です。
街を歩いてても聞こえてくるのはセルビア語ばかり(かどうかは定かではありませんが。)
基本的に各国の首都を訪れているので
たまに来るこういうのんびりしたまちで心を落ち着かせるのであります。
横浜帰ったら、そこらじゅう人で溢れかえってるんだろうな・・・。
あんまり人が多すぎるのも考え物ですよね。
<スポンサーリンク>
意外なところで苦戦
さ、充分ぶらぶらして時刻はお昼12時。
そろそろヒッチハイクします。
今日の目的地はセルビアの首都・ベオグラード。
ノヴィ・サドからだと1時間半くらいです。比較的近め。
で、今までになかった展開で軽く時間を使ってしまいました。
何かといいますと・・・
“ヒッチハイク用のボードに使える段ボールが手に入らない“
だいたいスーパーマーケットに行くと
使用済みの段ボールが積んであったり、 店員さんが新しい商品を棚に並べていたりするんですが
この町のスーパー、一切そういう場面に出くわさないんですよね。。。
なんでやっ!
で、小さい個人商店にも足を運んで
わざわざ段ボールもらっていいかと聞くと断られるんです。
えぇぇぇぇぇ。。。
なにこの展開。最後にしてこんなところでつまずくかね。
どーーーしよっかなーーーって考えながら道を歩いていると
あっ・・・。
段ボール・・・。
やむを得ないよな~、とか思いながら
おそるおそる段ボールを手に取ると
くっさ!!!!
即断念。
考えた末に、バックパックに入ってた
トロントの銀行でもらった、レターファイルみたいなヤツに書きました。
ラストヒッチハイク
ベオグラードに向けてこの旅最後のヒッチハイクです。
正直、今回はすぐ捕まると思ってました。
今回の旅の経験上
大都市から小さい都市に向かう時は待ち時間が長くなります。
小さい都市から首都などの大都市に向かう時は逆です。
今日は圧倒的に後者。
予想は間違ってなかった・・・。
20分ほどで1台停まってくれました!
セルビア人のおじいちゃんとおばあちゃん。
停まってくれたのはホントにありがたいんですが
これからお葬式に向かうらしい。
いやなんか・・・複雑!!!
でも、そんな状況でも親切心で乗せてくれたことに感謝。
おじいちゃん、めちゃくちゃ飛ばします。
細い路地でも50~60km出します。
こえぇぇぇぇえ。
そんなこんなで高速道路に乗って。
ブラチスラバを出て、ハンガリー入国した時くらいから
高速道路沿いにやたらひまわり畑がある…
ずーっとキレイだなぁ、写真撮っときたいなぁ。
と思っていたので最後に雑ではありますが撮れました。
で、車に揺られて1時間半。
こんな横断幕も。
無事にベオグラードに着いたので ヒッチハイクはここで終わり。
明日はベオグラードをぶらぶらして
明後日の午前4時にソフィアへ向けてバスに乗ります。
ここから先のスケジュールはキチキチやー。
<スポンサーリンク>
大学生がヒッチハイクでヨーロッパ縦断
[壮絶の国境越え]
25日目 ~壮絶~
<スポンサーリンク>
こんにちは。ぼくです。
昨日はブダペストにてヒッチハイク失敗という
ここに来て痛恨の足止めを食らってしまいました。
さすがに今日はせめてセルビア入りしないと、あとの日程がかなりキツキツになってしまいます。
東ヨーロッパの位置関係はこんな感じ
ということで
一応保険掛けてバスでも予約しとこうかな…
と思ってバスの予約サイトを見てみると
ブダペスト→ベオグラード(セルビアの首都):€25 |
€25かぁ…
3,000円くらいする…
1日の予算が宿泊代込で5,000円なので
正直ここで3,000円使うのはなんかもったいない気が…
ま、待ってりゃさすがにセゲドまでは乗せてくれるやろ!!!
と思ってバスを使うのはやめました。
2日目のヒッチハイク開始
今回は、昨日最後に立ってたこちらの
退避レーン(?)みたいなところでボードを掲げる!
12時頃から始めました。
昨日と同じく車通りはかなり多い。
そして昨日とは違って雨が降ってない!
とりあえず13時までにはセゲドまでの車を捕まえるのを目標に。
・・・がしかし、車が止まらない。
なんか嫌な予感がしたので
妥協してブダペストとセゲドの中間地点である
Kecskemét(ケチケメート)という都市のボードも作ってやる作戦に。。。
今日の最終目的地、ベオグラードなんだけどな…
でも、書き換えたとてあまり意味はありませんでした。
セゲドに行く人が居ないわけじゃなくて
ただ単に乗せてくれる人がいないだけなのか???
なんか、ケチケメートでも捕まる気配がしなかったので
セゲドに変えてまた再開。
そんなこんなで3時間くらい経過。。。
時刻は15時。
今日もダメなのか??
流石に今からバス予約は値段も上がってるだろうし…
またブダペスト延泊か???
そんなこと思いながら半分諦めモード。
ついに…
まっっっっったく車が止まる気配を見せず3時間が経過。
昨日から合わせると9時間が経過…
と、そこへ…
フォルクスワーゲン!!!!!!!
きた!!!!
やっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっときたー!!!!
セゲドまで行くらしい!!!!
<スポンサーリンク>
待ってた甲斐があった(大号泣
全身の力が抜けました・・÷。
セゲド郊外から仕事でブダペストに来てたしてるビエラさんという方。
今日はたまたまクライアントが休みで
仕事が15時に終わってこの時間に帰ってたらしい!
ラッキー!
今日はベオグラードまで行きたいんだと伝えると
「もう16時近いし、厳しいかもね。
ベオグラードの手前にノヴィ・サドっていう街があるけど綺麗だし、そこに泊まれば?」
と言われたので
そっかー。。。
と思いつつ、そうすることに。
ということで車の中で宿を確保。
1,000円くらいで良さげなホステルを見つけました。
しかも、ハンガリーとブダペストの国境まで乗せてくれることに!
ありがとうございます。
ありがとうございます。
そしてこれから向かうセルビア、
シェンゲン協定に加盟していないので国境で検査があるのです。
やったね!
(しかし、この国境越えでいろいろとアクシデントが発生することになります。。。
セルビアとの国境まではおよそ2時間ほど。
着くのは5時半頃かな。
ぼくも彼も英語のレベルは同じくらいだったので
なんとか繋ぎながらの会話。
ハンガリーのことについて色々とお話ししました。
で、その中でハンガリー料理の話をしてたら
高速道路沿いにあるおいしいハンガリー料理屋さんに連れてってくれることに!!!
しかも奢りで(2度目の大号泣
ありがたすぎる。
はい。来ました。
めっちゃ雑ですが雰囲気はこんな感じ。
オススメしてくれたこちらのスープをいただきます。
一昨日のブログで少し書きましたが
ハンガリー料理にはパプリカが使われます。
これはパプリカの赤。
で、具材は魚。
ハンガリーは内陸国なので
魚といえば主に川魚を指すそうです。
ちなみにこのスープに入っているのは
ナマズ。。。
(引用元:https://aqua.stardust31.com/namazu/namazu-ka/namazu.shtml)
ナマズかぁ。。。とか思いながらも食べました。
でもピリ辛で美味しい!
少しだけ生臭さはあるものの、全然いける!
個人的には、このスープでラーメン作ったら
激ウマになりそうだなーと思ったので
「このスープにラーメン入れたら美味しくなりそうだね!!!」
っていったら
「HAHAHA・・・」って苦笑いされたので
それ以降はとにかく美味しい美味しいと直接表現を乱用。
そしてなんと、デザートまでご馳走になりました。
パラチンケンっていうハンガリーのデザートらしい。
クレープみたいな。
クレープの中身は
手前の方にはミルクが原料の〇〇〇(名前忘れましたごめんなさい)というもの。
奥の方にはリンゴに詰めたソース。
上にかかってるのはバニラソースとカラメル。
ぼく、一応甘党名なんですが
なかなかに甘いデザートでした。
ごちそうさまでした。
<スポンサーリンク>
いよいよ陸路国境越え
さて、いよいよ初の自家用車で陸路国境越えです。
なんか知らないけど緊張。
ちゃんと出入国できるかな…
手順としましては・・・
まず、ハンガリーの出国手続きをしてから
セルビアの入国手続きをします。
いちいち車から降りて全部荷物下ろしてチェック
ってわけじゃなくて
高速道路の料金所と全く同じ構造で
運転席からパスポートを審査官に渡してスタンプ押してもらって・・・
という流れです。
ただ、出国審査の後にすぐ入国審査をするのではなく
およそ500mくらいの
いわば”ハンガリーでもセルビアでもない空間“があって
その後にセルビア側の入国審査ゲートがあるような形です。
で、これが出国審査ゲート前。
大渋滞です。
ジプシーがたくさん居て、渋滞待ちの人に
お金をせびってました。
結果的に30分くらい待たされました。
が、審査官は 「30分しか待ってないの!?ラッキーだね!」
と言ってたらしい。
ひぇー。
→次ページへ