27日目 ~最後のヒッチハイク~
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こんにちは。ぼくです。
昨日、帰国日までのスケジュールを抑え、あとはノヴィ・サドを脱出して
セルビアの首都・ベオグラードに行くだけです。
そこから先のスケジュールはもう決まってる。。。
少し物足りない気もしますが
とりあえず今日はベオグラードまで最後のヒッチハイクを敢行します。
午前中はノヴィ・サドまちあるき
昨晩はフライデーナイトということもあり、
ホステルの外が騒がしく深夜3時頃まで寝付けませんでした。
でもなぜか7時くらいには目が覚めちゃうんだよなぁ。
困ったもんだ。
ま、朝の時間を有効に使えるに越したことはないんだけども。
てことで散歩がてらクソ重たいバックパック背負って
ノヴィ・サドのまちを歩いてみましょう。
こぢんまりとした街です。
街を歩いてても聞こえてくるのはセルビア語ばかり(かどうかは定かではありませんが。)
基本的に各国の首都を訪れているので
たまに来るこういうのんびりしたまちで心を落ち着かせるのであります。
横浜帰ったら、そこらじゅう人で溢れかえってるんだろうな・・・。
あんまり人が多すぎるのも考え物ですよね。
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意外なところで苦戦
さ、充分ぶらぶらして時刻はお昼12時。
そろそろヒッチハイクします。
今日の目的地はセルビアの首都・ベオグラード。
ノヴィ・サドからだと1時間半くらいです。比較的近め。
で、今までになかった展開で軽く時間を使ってしまいました。
何かといいますと・・・
“ヒッチハイク用のボードに使える段ボールが手に入らない“
だいたいスーパーマーケットに行くと
使用済みの段ボールが積んであったり、 店員さんが新しい商品を棚に並べていたりするんですが
この町のスーパー、一切そういう場面に出くわさないんですよね。。。
なんでやっ!
で、小さい個人商店にも足を運んで
わざわざ段ボールもらっていいかと聞くと断られるんです。
えぇぇぇぇぇ。。。
なにこの展開。最後にしてこんなところでつまずくかね。
どーーーしよっかなーーーって考えながら道を歩いていると
あっ・・・。
段ボール・・・。
やむを得ないよな~、とか思いながら
おそるおそる段ボールを手に取ると
くっさ!!!!
即断念。
考えた末に、バックパックに入ってた
トロントの銀行でもらった、レターファイルみたいなヤツに書きました。
ラストヒッチハイク
ベオグラードに向けてこの旅最後のヒッチハイクです。
正直、今回はすぐ捕まると思ってました。
今回の旅の経験上
大都市から小さい都市に向かう時は待ち時間が長くなります。
小さい都市から首都などの大都市に向かう時は逆です。
今日は圧倒的に後者。
予想は間違ってなかった・・・。
20分ほどで1台停まってくれました!
セルビア人のおじいちゃんとおばあちゃん。
停まってくれたのはホントにありがたいんですが
これからお葬式に向かうらしい。
いやなんか・・・複雑!!!
でも、そんな状況でも親切心で乗せてくれたことに感謝。
おじいちゃん、めちゃくちゃ飛ばします。
細い路地でも50~60km出します。
こえぇぇぇぇえ。
そんなこんなで高速道路に乗って。
ブラチスラバを出て、ハンガリー入国した時くらいから
高速道路沿いにやたらひまわり畑がある…
ずーっとキレイだなぁ、写真撮っときたいなぁ。
と思っていたので最後に雑ではありますが撮れました。
で、車に揺られて1時間半。
こんな横断幕も。
無事にベオグラードに着いたので ヒッチハイクはここで終わり。
明日はベオグラードをぶらぶらして
明後日の午前4時にソフィアへ向けてバスに乗ります。
ここから先のスケジュールはキチキチやー。
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大学生がヒッチハイクでヨーロッパ縦断
[壮絶の国境越え]
25日目 ~壮絶~
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こんにちは。ぼくです。
昨日はブダペストにてヒッチハイク失敗という
ここに来て痛恨の足止めを食らってしまいました。
さすがに今日はせめてセルビア入りしないと、あとの日程がかなりキツキツになってしまいます。
東ヨーロッパの位置関係はこんな感じ
ということで
一応保険掛けてバスでも予約しとこうかな…
と思ってバスの予約サイトを見てみると
ブダペスト→ベオグラード(セルビアの首都):€25 |
€25かぁ…
3,000円くらいする…
1日の予算が宿泊代込で5,000円なので
正直ここで3,000円使うのはなんかもったいない気が…
ま、待ってりゃさすがにセゲドまでは乗せてくれるやろ!!!
と思ってバスを使うのはやめました。
2日目のヒッチハイク開始
今回は、昨日最後に立ってたこちらの
退避レーン(?)みたいなところでボードを掲げる!
12時頃から始めました。
昨日と同じく車通りはかなり多い。
そして昨日とは違って雨が降ってない!
とりあえず13時までにはセゲドまでの車を捕まえるのを目標に。
・・・がしかし、車が止まらない。
なんか嫌な予感がしたので
妥協してブダペストとセゲドの中間地点である
Kecskemét(ケチケメート)という都市のボードも作ってやる作戦に。。。
今日の最終目的地、ベオグラードなんだけどな…
でも、書き換えたとてあまり意味はありませんでした。
セゲドに行く人が居ないわけじゃなくて
ただ単に乗せてくれる人がいないだけなのか???
なんか、ケチケメートでも捕まる気配がしなかったので
セゲドに変えてまた再開。
そんなこんなで3時間くらい経過。。。
時刻は15時。
今日もダメなのか??
流石に今からバス予約は値段も上がってるだろうし…
またブダペスト延泊か???
そんなこと思いながら半分諦めモード。
ついに…
まっっっっったく車が止まる気配を見せず3時間が経過。
昨日から合わせると9時間が経過…
と、そこへ…
フォルクスワーゲン!!!!!!!
きた!!!!
やっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっときたー!!!!
セゲドまで行くらしい!!!!
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待ってた甲斐があった(大号泣
全身の力が抜けました・・÷。
セゲド郊外から仕事でブダペストに来てたしてるビエラさんという方。
今日はたまたまクライアントが休みで
仕事が15時に終わってこの時間に帰ってたらしい!
ラッキー!
今日はベオグラードまで行きたいんだと伝えると
「もう16時近いし、厳しいかもね。
ベオグラードの手前にノヴィ・サドっていう街があるけど綺麗だし、そこに泊まれば?」
と言われたので
そっかー。。。
と思いつつ、そうすることに。
ということで車の中で宿を確保。
1,000円くらいで良さげなホステルを見つけました。
しかも、ハンガリーとブダペストの国境まで乗せてくれることに!
ありがとうございます。
ありがとうございます。
そしてこれから向かうセルビア、
シェンゲン協定に加盟していないので国境で検査があるのです。
やったね!
(しかし、この国境越えでいろいろとアクシデントが発生することになります。。。
セルビアとの国境まではおよそ2時間ほど。
着くのは5時半頃かな。
ぼくも彼も英語のレベルは同じくらいだったので
なんとか繋ぎながらの会話。
ハンガリーのことについて色々とお話ししました。
で、その中でハンガリー料理の話をしてたら
高速道路沿いにあるおいしいハンガリー料理屋さんに連れてってくれることに!!!
しかも奢りで(2度目の大号泣
ありがたすぎる。
はい。来ました。
めっちゃ雑ですが雰囲気はこんな感じ。
オススメしてくれたこちらのスープをいただきます。
一昨日のブログで少し書きましたが
ハンガリー料理にはパプリカが使われます。
これはパプリカの赤。
で、具材は魚。
ハンガリーは内陸国なので
魚といえば主に川魚を指すそうです。
ちなみにこのスープに入っているのは
ナマズ。。。
(引用元:https://aqua.stardust31.com/namazu/namazu-ka/namazu.shtml)
ナマズかぁ。。。とか思いながらも食べました。
でもピリ辛で美味しい!
少しだけ生臭さはあるものの、全然いける!
個人的には、このスープでラーメン作ったら
激ウマになりそうだなーと思ったので
「このスープにラーメン入れたら美味しくなりそうだね!!!」
っていったら
「HAHAHA・・・」って苦笑いされたので
それ以降はとにかく美味しい美味しいと直接表現を乱用。
そしてなんと、デザートまでご馳走になりました。
パラチンケンっていうハンガリーのデザートらしい。
クレープみたいな。
クレープの中身は
手前の方にはミルクが原料の〇〇〇(名前忘れましたごめんなさい)というもの。
奥の方にはリンゴに詰めたソース。
上にかかってるのはバニラソースとカラメル。
ぼく、一応甘党名なんですが
なかなかに甘いデザートでした。
ごちそうさまでした。
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いよいよ陸路国境越え
さて、いよいよ初の自家用車で陸路国境越えです。
なんか知らないけど緊張。
ちゃんと出入国できるかな…
手順としましては・・・
まず、ハンガリーの出国手続きをしてから
セルビアの入国手続きをします。
いちいち車から降りて全部荷物下ろしてチェック
ってわけじゃなくて
高速道路の料金所と全く同じ構造で
運転席からパスポートを審査官に渡してスタンプ押してもらって・・・
という流れです。
ただ、出国審査の後にすぐ入国審査をするのではなく
およそ500mくらいの
いわば”ハンガリーでもセルビアでもない空間“があって
その後にセルビア側の入国審査ゲートがあるような形です。
で、これが出国審査ゲート前。
大渋滞です。
ジプシーがたくさん居て、渋滞待ちの人に
お金をせびってました。
結果的に30分くらい待たされました。
が、審査官は 「30分しか待ってないの!?ラッキーだね!」
と言ってたらしい。
ひぇー。
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