33日目 ~この旅一番の絶景に~
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こんにちは。ぼくです。
今回はサントリーニ島です。
旅も終盤の終盤。
少し奮発して数日前にフェリーのチケットを約8,500円で購入しました。
今回の旅の予算が1日5,000円以内ってことを考えれば高いですが
日本から行くの比べると安いもんです。
例えば、某旅行会社のツアー。
9日間あると言えども日本から行くとこんなにもするのか・・・。
それ考えたら、8,500円とホテル代の2,000円払って行けるうちに行っとこうと。
まぁ行ったところで良いことばかりではなかったわけですが…
天国と地獄を味わいました。
さて、サントリーニに着いたのは15時頃、ぶらぶらしましょう。
サントリーニ島とは
サントリーニ島って
旅行が好きな人なら聞いたことがあってもおかしくないのかな・・・。
一生に一度は行ってみたい!
みたいな宣伝文句で旅行会社等に取り扱われているのをときどき目にします。
場所はここ。
ギリシャ本土から南東におよそ200kmくらいのところにあります。
勘の良い方は気付いたかもしれませんが
この島もともと火山だったこの島。
カルデラってやつ。阿蘇山みたいな。
それっぽいですね~。
だから島の東岸は断崖絶壁、西岸はなだらかな地形という面白い島。
島内にはいくつかのまちが存在します。
主要なまちを2つだけ紹介しておきます。
1つめはフィラ。
中心部にあるこの島最大のまち。
ここから多くのバスが発着し、交通の要衝でもあります。
2つめはイア。
島の北西部の先端にあるまちで、ここから見える夕焼けが絶景らしい。
と、まぁとりあえずこの2つさえ覚えておけば、サントリーニ島に関しては大丈夫。
だと思います。たぶん。
腹ごしらえしたら夕焼け鑑賞
15時頃、サントリーニ島のアティニオス港に着いて、島の中心部であるフィラまでバスで移動します。
観光客だらけ。でも日本人ぼくだけ。
というか黙ってましたが
昨日のお昼から24時間でパン一つしか齧ってなくて餓死寸前だったので
何か食べようと!
ということ。
ギロ・ピタというギリシャのファストフード的な伝統料理。
これが安くておいしいんですよね。
ケバブみたいにぐるぐる回ってるお肉を切り落として
お肉のほかに玉ねぎ・トマト・レタスとかの野菜、フライドポテト。
そして最後にヨーグルトソース!!
真ん中の白いヤツがそうです。
これがイイ。まろいです。
って、そんなこんなでぶらぶらしてたらあっという間に19時前に。
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前述した、キレイな夕焼けが見えるイアへ向かいましょう。
この島の交通手段は専らバスなので、もちろんイアまでもバスです。
ラッシュの京浜東北線か。
バスに揺られること約20分でイアに到着。 バスを降りて細い路地を抜けて・・・
僕がイメージしてたギリシャです。
でもなーんか違うんだよなぁ…
イメージしてたギリシャなんだけど、なんか違う。
あ!! 分かったー!!!!
いやまぁ、人気スポットだからちょっと考えれば分かることなんですけど。。。
いかんせん思いつきで来たので
夕焼けを見るために3時間も4時間も前に来ようとは思ってなかったわけであります。
これでは見えるモノも見えんと。
日の入りまでおよそ30分。
穴場を自ら探しに行くという暴挙に出ました。
もし見つからなかったら意味不明な場所で日の入りを見ることを覚悟して・・・。
結果的に、日の入りを見れる場所は確保できました。
そこが良いスポットかどうかは別として。
でもまぁ、風車と太陽がどっちもフレームインして綺麗だったので満足。
太陽が沈んだら、どこからともなく拍手が。
なんじゃこの空間は。。。
幸せ。。。
で、太陽が沈んでから30分~1時間は
フィラの町へ帰る人、レストランへ入る人、その場所に残って余韻に浸る人など、
まったりとした時間。
僕はというと、ここがチャンスだと思い 太陽が沈んでから2時間くらいカメラで遊んでました。
綺麗でした。
これ、普通にこの島楽しんじゃってるな。。。
一人で満天の星空鑑賞
22時を過ぎてやっとイアのまちを出る気になったので、バスに乗ってペリッサというまちに来ました。
今日の宿がある町です。
黒い砂のビーチがあることで有名らしいので寝る前にちょっと見に行ってみることに。
また綺麗な…
黒い砂のビーチよりも完全に星空に見とれてしまいました。
そんな裏で迫り来る地獄
綺麗なギリシャの街並みに雲一つない星空を見たところですが
実は今、お金がない。
クレジットカードはあるけど、手持ちの現金は3.6ユーロ。
これ、どういうことか分かりますか・・・。
バスの運賃が無いということです。
今日泊まるペリッサからフェリーターミナルまではバスを2本乗り継がなければなりません。
でも、3.6ユーロではバス1本しか乗れないのです。。。
明日のフェリーは18:30だから1本分歩けばなんとかなるかぁー
のほほーん としておりましたが、 しっかりと制裁を喰らいました。
明日地獄を見ます。冗談抜きで死ぬかと思います。
そのことについては次回・・・。
乞うご期待!
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大学生がヒッチハイクでヨーロッパ縦断 [サントリーニへ!]
32日目 ~アテネに向かう列車で・・・~
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こんにちは。ぼくです。
昨日23時発の夜行列車でテッサロニキからアテネに来ました。
ついでに言うとアテネからさらにフェリーで8時間かけて
サントリーニ島という、エーゲ海に浮かぶ島に来ています。
アテネまでの電車の中で
少し面白いことがあったので書いておきます。
イラク人のおっちゃん
テッサロニキからの電車は満員。
しかも、やたら中東系やインド系が多くて
白人なんか車内に1~2割程度しかいない、そんな感じ。
もちろんぼくの隣も中東系らしきおっさん。
荷物は小さい紙袋一つだけ。
しかも強烈に酒臭い。
心の中で、なんか怪しいなーと思ってました。
この電車の中の人の多くが難民で、出稼ぎのためにアテネに行くのかな。。。
別に差別的な意味は込めてないんですが
中東系の人がちょっとだけ怖いんですよね、個人的に。
まぁ6時間だし寝とけばアテネ着くかって思いながら
イヤホン耳に突っ込んで音楽聴いてました。
しばらくすると切符の確認のために乗務員が来ました。
ぼく以外全員、切符は印刷して持ってきてたんですね。
でも僕はiPhoneについてるWalletが使えたのでそれを見せました。
それを物珍しそうにガン見してくる隣のおっさん。
そして、「What is this???」と話しかけてきました。
切符だよーって答えたらそこから会話がスタート。
おじさんはイラクで生まれて今はドイツのミュンヘンに住んでいるらしい。
おじさんも難民だったのかな。聞けなかったけど。
16歳でイラクを出てイランへ渡り
そこからトルコ・ギリシャ・イタリアを経て今住んでいるベルリンで奥さんと2人で暮らしてるらしい。
昨日までイラクに帰ってたらしい。
正直、踏み込んだこと聞きにくい。。。
で、このおじさんやっぱり電車乗る前に酒飲んでたらしい!!
しかもビール6本も!!!
半分酩酊状態です。
めちゃくちゃ陽気。
お前も飲むか!?って言われたので
「いや、お金無いし夜遅いからいいよー」って言ったら
「お金払うから!な!飲もうや!」ってすごい猛攻。
この電車には食堂車がついてるらしい。
「そこで!な!飲もう!!!!!」って。
ギリシャのビール。
どうやらドイツ帰ったら奥さんが厳しすぎてビール飲めないから
今飲んでるらしい。
1本飲んで席に戻った瞬間おじさんは眠りにつきましたとさ…
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アテネからフェリー
予定通り朝5時半、アテネに到着。
おじさんとバイバイして、向かう先はフェリー乗り場!
サントリーニ島へ向かいます。
サントリーニ島ってどこやねん
とお思いの方多数いらっしゃると思います。
ギリシャの風景を思い浮かべてください。
こんな感じ…
白い家の街並みが検索上位の中では多いですかね。
これを見に行きます。
白い家々を!!
写真でしか見たことない景色を!!!
ギリシャに来たからには行かないともったいない!!!
と思い、数日前にチケットを手配しておりました。
往復で€66(約8,500円)。
決して安くはないけども。
ギリシャに来てここ行かないと絶対後悔すると思ったので買いました。
8時間かけていきます。
ということで朝の7時前に乗船。
思ったより豪華な船でした。
7時25分に出航。
いくつかの島を経由して、14時に目的地であるサントリーニ島に着きます。
ここでたっぷり時間あるからここでブログ書こーーーっと!!!
と思ってましたがWi-Fiが微弱すぎてアップできませんでしたぁ〜
ま、電車の中では寝て起きての繰り返しだったから
ここで休みましょう。
フェリーから見える景色はめちゃめちゃ気持ちいい。
ギリシャ国旗は青い空と海・白い雲とこんなにも合うのか。
サントリーニ島到着
そんなこんなで14時。
いよいよサントリーニ島に到着。
出口前にはこんなにも人だかりが。。。
これだけ人いるのに
日本人はぼく以外にいないみたいです。
ちょっと寂しい。
ま、気を取り直して
サントリーニ島着陸っ!
崖がすごい…
これからバスでここを登って、フィラというこの島一番の街に行きます。
で、そこからイアという島の北西部
島の先端から見える夕日と街並みがめっちゃびゅーちふるらしいのでそれを見ようかと思います。
今日の日の入り時刻は20:38。
明日の18:00にこの島を出るから、今日逃したらもう見れないので絶対に見るんだ… 見てやるんだ…!
と、今回の記事はここまで。
なぜなら
サントリーニ島はサントリーニ島編として
明日書きます!!!!!
とても濃く、楽しく、一部死にそうになるくらい過酷な、
そしてまた人の優しさに触れた素晴らしい滞在となったので。。。
じゃあまた明日!!
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