5日目 ~ラッキーとアンラッキー~
こんにちは。ぼくです。
5日目です。
1日1日が濃くてすごく長く感じます。
昨日寝てない分、今日はぐっすり12時間くらい寝れるだろうなと思ってましたが普通に8時間睡眠。
さて今日は、北欧を抜けてドイツ入国を目指します!
コペンハーゲンからヒッチハイク再開
現在地はデンマーク・コペンハーゲン。次の目的地はドイツのハンブルク。
西へ進んでコリング(Kolding)経由でハンブルクに南下すると5時間以上かかるので、今日はアンデルセンの故郷・オーデンセ(Odense)で1泊予定にしました。
ただ…ブログを書いていたら出発が遅れてしまい、ヒッチハイク開始はまさかの14時(笑)
まずはガソリンスタンドに立ち、オーデンセ行きの車を待つことに。
だーーーーーーーれも停まってくれない。
と、そこへ
「2つ先の信号なら車が停まりやすいよ!」と バイクのお兄さんがアドバイスをくれたので、
「分かった!」と、とりあえずそこに立って 再びボードを掲げること20分。
Fordに乗ったスーツのおっちゃんが停まってくれました!
ばんざーい!!
世界を旅したことがあるおじさん
で、オーデンセまで行くかを尋ねると、「途中のKøgeまでならいいよ」と一言。
とりあえず少しでも進むか~~と思いながら乗車。
おっちゃんも、若い時ヒッチハイクで世界中を旅してたらしい。
だから乗せてくれたみたいです。
自己紹介もそこそこに、ぼくがドイツを目指してることを伝えると
実は彼、Holebyという小さい街に住んでるらしく
ドイツに直接行けるフェリーが出るRødby(ロドビー)まで乗せてくれることに!!!
ラッキー!!
余談ですが、車の中で2つだけデンマーク語について学びました。
①地名の最後にøが来たら、それは○○島という意味
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②地名の最後にbyが来たら、それは○○村という意味
以上!
役に立つか分からないけど、知っといて損は無いはず…
ということで、2時間ほどで フェリー乗り場に到着!
立派な割には人がいない、、、
今はハイシーズンなので100DKK(およそ1,750円)払ってフェリーに乗ります。
やっぱり物価が高い…
あれに乗ります。
意外としっかりしてる・・・。
これに45分乗って、降りたらドイツ入国です。
ということで物価の高いとりあえずこれで北欧はおしまい!!!
さよならデンマーク!
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ラッキーからのアンラッキー
フェリーに乗り込んだらまずやること、それは次の車探し。
ここに乗っている乗客のほとんどが車で乗船しているため、ドイツに着く45分間で声をかけて、なんとかハンブルクまで行く人を探します。
だがしかし、これが意外と難航。
なぜならそもそもこのフェリーに乗ってきた車が少なかったから!!!!
何人かに声をかけましたが…
「ごめんバスで来てる」
「ハンブルクには行かない」
そんなこんなで 45分の乗船時間で結局誰も見つからずドイツ側に入港。
すごい立派なターミナルなんだけど人がいない。。。
ドイツに入国できたものの、ここで思わぬ足止め!!!
今18時30分。
やばいなー、車捕まえないと、、、
ただ正直、バスという選択肢がまだ残っております…(小声)
3,000円でハンブルクまで直行できるやつ…
いや~~~~~
こんな序盤で甘えるわけにはいかない…
最終手段として残しておこう…
ということで今日は フェリーターミナルで寝ます!!!!
〜祝・2日ぶり2回目のホームレス決定〜
幸いにもこのフェリーターミナルは24時間開いてるから、野宿しなくてもいいんだけど
いかんせん寝るところが無い。起きておくしかない。。。
偶然の出会い
しかたなくターミナルの椅子でボーッとしてたら
大きなバックパックを背負った若い男2人組がフェリーターミナルにやってきました。
意外とバックパッカーって居るんだな~、と思いながら
特に声もかけることなく椅子に座ってました。
それからしばらく経過して、そのうちの1人が話しかけてきました。
男「What are you waiting for?」
そんな感じで話が始まって、 彼らについて色々聞いてみると
今日の9時からミュンヘンを出発して電車でハンブルクまで出てからヒッチハイクでここまで来たらしい。
さっきまで北へ向かう車を捕まえようとしたけど無理で、今に至ると。
経路は逆だけどぼくと同じ状況!!
彼らの目標は明日の21時までにストックホルムまで、交通費を一切使わず行くこと。
面白そう。
「BreakOut」ミュンヘンにある学生主体のチャリティー団体の企画
どうもその方、ドイツ人なんだけど、なんとなくちょっとアジアっぽい顔立ちというか…
話し始めた時から若干気になってて
名前を聞いたら納得しました。
苗字が日本名だったんです!
え? 親が日本人?
(↑海外で日本人にバッタリ会うと興奮するバックパッカーあるある)
どうやらお母さんが日本人で、家では日本語で会話してるらしく、普通に会話できるレベルの日本語話せた〜〜
なんという偶然〜
しかも親切なことに
僕がミュンヘンに行ったとき泊めてもらえるかもしれないと!!
なんという偶然〜
ありがたき幸せ〜
Facebookで連絡先交換しました。
もしフェリーの中で車捕まえてたら・・・
もし諦めてバスに甘えてしまってたら・・・
出会わなかった訳だから・・・
てか、そもそもこの旅で日本語使うとは思わなかった…
しかもこんなタイミングで。
こういうのが旅の楽しみでもある。
そして明日の朝、フェリーから降りてくる車を捕まえようと思います。
次回「電車という誘惑との闘い」へ続く
今日はひとまず北欧を抜けてドイツまで入国できましたー。
ただ、ヨーロッパ横断ヒッチハイク、まだまだ序盤から事件続き。
次の記事では「電車に逃げるか、ヒッチハイクを貫くか」の葛藤と、奇跡の出会いについて書きます。
…果たして無事にハンブルクへたどり着けるのか!?
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