[記事公開日]2018/06/29
[最終更新日]2024/03/01

大学生がヒッチハイクでヨーロッパ縦断
[壮絶の国境越え]

ビエラさんとはここでお別れ

さて、ハンガリー出国は無事に終えたものの

次はセルビアの入国審査。

 

ここで、バカみたいに渋滞が起きてたので

ビエラさんはここで引き返してハンガリーへ再入国することに。

 

ぼくは、このセルビア入国までに車を捕まえて

それでそのままノヴィ・サドまで乗せてもらう作戦に。

 

ここまで乗せてくれた上に

ご飯もご馳走になって、しかも困った時のためにと

電話番号も教えてくださって、、、

 

9時間待った末にとても優しい方に乗せていただきました。

 

ここからどうするか

さ、車を降りたら席が空いてそうな車に声を掛けていく作戦。

 

ただ、みんな怖がって乗せてくれない。

話しかけたら窓を閉められたり。

完璧にシカトされたり。

 

心折れそうになりながら声を掛け続けるも結局

誰も乗せてくれそうにない。

 

そのうちの1人が

「入国審査ゲートの向こう側でやった方が

みんなストレスから解放されて乗せてくれやすいぞ」

 

と言ってたので

とりあえずゲートまで声掛けて誰も乗せてくれなかったらそうしy…

 

乗せてくれませんでした。。。

セルビアの入国審査ゲート

 

ということで

歩いて国境越え

 

車のレーンに割り込むような形で歩いて入国審査通過。

 

意外にも、何も聞かれませんでした。

 

パスポート渡して、それだけ。

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ヒッチハイク再開かと思いきや

はい、セルビアに入国したのでヒッチハイクをしよう。

 

持ってた段ボールに Novi Sadと書いて…

 

 

と、ボードを書いてる途中でした。

 

警察官が寄ってきて、パスポート見せろと言われたので見せると

パサッ

 

パスポート取り上げられたっ!

 

ヒッチハイクやめてタクシー乗ってここを出ろと。。。

 

えぇぇぇ。

金使いたくないよこんな所で…

 

必死に抵抗。

 

でも、タクシー乗らないと罰金取るぞと言われたので

渋々乗ることに。

 

 

隣町のSubotica(スボティツァ)という街まで€30

 

ハァーーーーーー。

たっけぇ。

 

こいつのタクシー乗って行け。

 

と、めちゃくちゃ私服のおっさんを差し出され…

 

コイツら絶対グルだろ!!!!!!!

 

絶対€30以上は払わんぞ!!!!

 

と念を押して乗ることに。

 

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タクシーの運ちゃんは良い人でした

タクシーに乗って30分ほどのところにある

Subotica(スボティツァ)という街に行って、そこからバスでノヴィ・サドへ向かいます。

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タクシーの運ちゃんの話によると

彼も僕みたいに歩いて国境を越えてくる人を狙っていたらしいけど

ぼくに話しかけてきたあの警察官に

「ここで客待ちするな。出ていけ。さもなければ罰金。」

と言われたらしい。

 

ただ、わざわざここまで来て何の成果も得られずに

出ていくのは御免だと、警察官に抵抗したら

「俺が客連れてきてやるから、売り上げのうちの€10俺に渡せ。さもなければ罰金。」

 

と言われたらしい。

 

いや、あの警察官、金欲しいだけやったんかい。。。

職権乱用や。。。

 

やられたなぁ。

 

スボティツァまでの道中、

セルビアの警察官は腐ってるということをタクシーの運ちゃんは言ってました。

というか、この国が壊れかけてるとも言ってた。。。

 

タクシーの運ちゃんは、ぼくをスボティツァまで送った後

警察官に€10渡すためにまたわざわざ国境まで戻ってました。

 

まぁ、ノヴィ・サドまでのバスのチケットも手配してくれたし

普通にいろんな話が聞けたので

€30はちょっと高いけど… 良しとします。

 

いよいよノヴィ・サド

バスターミナルまでタクシーに乗せてもらって・・・

ノヴィ・サド行きのバスを待ちます。

 

スボティツァのバスターミナルの前はこんな感じ。

大雨です。

 

バスに乗車。

 

そして1時間ほど揺られて午後10時。

 

ノヴィ・サドに到着。

 

こぢんまりとしてるかな。

これでもセルビア国内では首都・ベオグラードに次いで

2番目に多い人口を抱えているそうです。

 

知らない街をバックパック背負って夜歩くのって

けっこう怖い。

 

そんなこんなで宿に到着しました。

 

いろいろあったな今日は。。。

怒涛の一日が終わりました。

 

でも、何はともあれセルビアに入国はできたので、良かったです。

明日以降のプランは・・・未定です。

 

今日のあしあと

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